昨日の夜中、センターで観察会用のデータを探していたら、買いたてのサーモグラフィーを見せびらかすためにブッティーが部屋に侵入してきた。サーモグラフィーという機械は初めて見たのだけれども、温度の高低を視覚的に見ることで宇宙人と地球人の判別をし、証拠写真を撮って宇宙裁判所への提訴の資料を作る地球防衛装置らしい。灯台下暗しという格言に従って、早速我々自身や周りの物に適用してみたのだが。恐るべきことに、図らずも、ポットの中に潜伏している高温の地球外生命体が放出される瞬間や、それが経口で人体に感染する様子等まで観察することとなってしまった。また、高温系地球外生命体のみならず、低温の物体をも我々の顔面を既に蝕んでいるいることを確認した。この結果は、超科学雑誌スーパーネイチャーに発表しようと思う。